日本付近は気圧の谷や低気圧、前線などの影響で、北日本を中心に大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼び掛けています。
各地に「気象情報」発表中
7日午後9時現在、北海道や東北、北陸にはそれぞれ「雷と突風に関する北海道地方気象情報」や「大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報」、「雷と突風及び降ひょうに関する北陸地方気象情報」が発表されています。
8日は前線を伴った低気圧が北海道付近を通過し、前線が東北や北陸などを通過する見込みで、各地で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みです。
▼北海道地方…日本海側南部と太平洋側西部で8日朝から夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意。
▼北陸地方…8日未明から夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意。
東北では警報級の大雨となる恐れも
また、東北地方では8日にかけて雷を伴った強い雨が降る所がありそうです。
▼東北地方…竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意。日本海側北部で8日夕方にかけて、大雨による土砂災害に注意・警戒。警報級の大雨となる恐れも。
▼東北地方の雨の予想
●7日~8日にかけて予想される1時間降水量(多い所)
東北日本海側北部 20ミリ
●8日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所)
東北日本海側北部 40ミリ
今週は北日本などで雨や雪 週末にかけて冬型の気圧配置に?
今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、明日8日(月)から9日(火)にかけて北日本や北陸周辺で雨や雪となる所がありそうです。その後も北日本などには雨雲が流れ込んで、雨や雪が続くところがある見込みです。
11日(木)ごろから、日本付近は冬型の気圧配置となる見込みで、北日本から西日本の日本海側を中心に雨となり、12日(金)ごろになると北日本の日本海側などで雪となる所がありそうです。
今後発表される最新の気象情報を確認してお過ごしください。














