鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で6日、71周年の記念式典が開かれました。

鹿屋基地は1936年発足の「鹿屋海軍航空隊」が前身で、終戦後、アメリカ軍の進駐などを経て1954年に海上自衛隊の基地となりました。現在、隊員はおよそ1600人で、P-1哨戒機が十数機配備され、東シナ海を中心に日夜、警戒・監視にあたっています。

71周年の記念式典には地元の住民や鹿屋市の関係者らおよそ600人が出席しました。

(大西哲・第1航空群司令)「東シナ海や西太平洋などでの活動を活発化させる中国の軍事動向は深刻な懸念事項」

中国軍を念頭に「これまで以上に強い危機感と切迫感をもって、さまざまな事態に対応する」と強調しました。

また、会場には鹿屋基地の歩みを記録した写真も展示されました。