奄美大島の子どもたちに理科に興味を持ってもらおうと鹿児島大学の教授が出前授業を開きました。

県内の女子の、理工学系へ進学する割合は低いといわれています。
子どもたちに理科に興味を持ってもらおうと開かれた出前授業には、奄美市の緑が丘小学校と手花部小学校の児童23人が参加しました。

子どもたちは、磁力が強い「ネオジム磁石」で鉄球を持ち上げたり、コイルに電流を流してクリップを持ち上げたりして磁石の性質を学びました。

Q.理科は好き?
(小学4年生)「はい。金属を熱したり、普段ではできないことができるから楽しい」

(鹿児島大学 小山圭一教授)「小学校のときに、理科は楽しいと女子にもしっかりと知ってもらって、理系の進路があると理解してもらえたら」

最後は磁力を利用したクレーンを使って景品に見立てた紙などを持ち上げました。