インフルエンザの感染拡大で、学校の学年閉鎖や学級閉鎖が急増しています。休校や学年・学級閉鎖はあわせて38校となり、前の週の3倍以上です。

県によりますと、県内で今月1日からの5日間で休校となったのは出水保健所管内の幼稚園1か所。学年閉鎖は、小学校9校、中学校4校などあわせて14校で、前の週の4.7倍に増えています。

学級閉鎖は、小学校17校、中学校4校などあわせて23校で、前の週の2.5倍です。

保健所別でみた休校・学年・学級閉鎖の数です。
鹿児島市が13校と最も多く、前の週の6.5倍。志布志が6校。川薩が5校。加世田と姶良がそれぞれ4校などとなっています。

県内では、先月30日までの1週間に報告された1医療機関あたりのインフルエンザの感染者数が28.04人となり、前の週のおよそ2倍に増えています。

現在、県内全域にインフルエンザの流行発生注意報が発表されています。県は手洗いの徹底やマスクの着用、換気など、感染対策を呼びかけています。