福岡県大野城市で2022年、生後およそ8か月の息子の腹や胸を圧迫して殺害するなどした罪に問われた母親の裁判で、最高裁は母親の上告を退ける決定をしました。
決定は3日付で、母親に懲役12年を命じた1審と2審の判決が確定することになります。
裁判で母親は息子への殺意を否認していましたが、1審の福岡地裁は「死亡する危険性が高いと認識しながら、あえて胸や腹を圧迫した」などと殺意を認定。「全く抵抗できない乳児に暴行を加えたことは凶器を使ったものと比較して勝るとも劣らない残虐なもの」として懲役12年の判決を言い渡しました。
2審の福岡高裁も「息子の胸や腹を一定時間強い力で圧迫したとして、殺意を推認した判決は不合理であるとはいえない」として母親側の控訴を退けていました。
注目の記事
気象庁「冬らしい冬」発言には“油断禁物”のメッセージ? 年末年始の天気どうなる【Nスタ解説】

「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

全国初「学長のおごり自販機」高知大学に設置 費用は学長の“自腹”で「あること」をすれば飲み物が無料に

残る唯一の系統《北海道犬》5匹の子犬誕生 年間繁殖数は約7000匹⇒100匹 飼育を続けて半世紀…血統を守ろうと奮闘する80歳男性

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈

【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー









