踏切事故で列車が脱線した場合を想定して、乗客の救出や復旧までの手順を確認する大規模な訓練が香川県高松市で行われました。

「うわ、ほんまに脱線しとる」

「止まれ、停止」

訓練には、JR四国の社員と警察や消防など、あわせて約220人が参加しました。踏切内で列車と車が衝突し、列車が脱線。


乗客4人と車のドライバーがけがをした想定です。負傷者の救出や乗客の誘導などを一連で行い連携の強化を図ったほか、脱線した列車を軌道上に復旧させる手順などを確認しました。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「グループ会社も含めて様々な職場の人が集まり、広く鉄道を安全に運行するための知識の向上に役立ったと思います」

JR四国では、今後も定期的に訓練を実施して、あらゆる事故に迅速な対応ができる体制を整えたいとしています。














