11月就任した仙台地方裁判所の新しい所長が、4日就任会見を開き、職員の働き方改革や業務のデジタル化を進めたいと意気込みを語りました。

11月13日付で仙台地裁の所長に就任したのは、広島県出身の守下実氏(60)です。守下氏は東京大学法学部を卒業し、裁判所職員総合研修所の教官や東京高裁の裁判官などを歴任しました。就任会見で守下氏は、研修所の教官として職員の業務効率化に取り組んだ経験などを活かして、働き方改革を積極的に進めたいとした。

仙台地方裁判所・守下実所長:
「職員が持っている力を十分に発揮できるような生き生きとした職場づくりが欠かせないと考えていて、そうした面にも力を尽くしていきたい」

このほか守下氏は業務のデジタル化を推進し、事務作業の合理化に力を入れたいと抱負を語りました。