兵庫教職員組合らが、県内の公立小中学校などで200人以上の教職員が不足しているとする調査結果を公表しました。

 兵庫県内の小中学校などの教職員でつくる兵庫教職員組合などが、神戸市を除く県内40の市町の教育委員会を対象に行った調査によると、小・中学校と特別支援学校で217人の教職員が不足していることがわかったということです。

 現場からは「育休の代替教員がいない」「家に帰ってもずっと仕事をしている」などの声が寄せられたということです。

 (兵庫教職員組合 永峰博義書記長)「県全体の問題として、兵庫県の子どもたち、教職員がこんな状況になっているということを分かってもらいたい」

 組合などは、教職員不足の解消を求める約1万2千人分の署名を斎藤知事宛てに提出したということです。