北海道の日本海沿岸で地震や津波が発生した場合の被害想定をうけ、道は被害を減らすための指針の案を示しました。

北海道の日本海沿岸の地震や津波について6月に発表された被害想定では、最悪の場合建物およそ1万6000棟(むね)が全壊、およそ7500人が死亡するとされています。

道は4日の会合で被害を減らすため道や市町村が行う対策などを定めた指針の案を示しました。その中では、市町村が年に1回以上訓練を行うことや津波避難ビルなどの指定の推進、避難所の暑さ・寒さ対策を進めることなど、180の対策と36の目標値を定めています。

道はこの案をもとに今年度中に指針をつくり公表する方針です。