武力攻撃から住民を守るための避難シェルター設置について、玉城知事は4日、「地域の理解を得たうえで進めていくことが重要」だとの考えを示しました。
開会中の県議会は2日目の代表質問が行われ、おきなわ新風の次呂久成崇議員が、国が進める避難シェルター設置について知事の考えを質しました。

おきなわ新風・次呂久成崇議員
「政府は台湾有事を念頭に武力攻撃時に住民らが避難するシェルター建設を先島諸島で進めている。その目的と効果について、知事はどのように認識しているのか見解を伺う」
玉城知事
「沖縄県としましても、万が一の場合に備え、住民の生命および身体を守る国民保護措置の対処能力の向上を図ることは重要と考えております」
「一方で地域の方々からは様々な意見があるため、丁寧な説明を行うとともに、十分な理解も得たうえで進めていくことも重要であると考えております」

このほか、アメリカ軍の憲兵隊による単独パトロールで民間人が拘束されたことについて、溜政仁知事公室長はパトロールのあり方について検討するようアメリカ軍に求めていくとの考えを示しました。














