香美市の木材を使った“木のおもちゃ”が、市内の保育園に贈られました。子どもたちに森林や木材に興味を持ってもらおうという、初めての取り組みです。
香美市立あけぼの保育園の年長組に贈られたのは、香美市産の木材を使った紙芝居セットや積み木などの“木のおもちゃ”です。
子どもたちに地元の森林に興味を持ってもらうことと、香美市産の木材の使い道を広げようという初めての取り組みで、市の森林環境譲与税を活用しています。
贈られたのは、香美市に本社がある木のおもちゃメーカー「なかよしライブラリー」が企画して作ったオリジナルのおもちゃ。
子どもたちは、スギやカエデ、サクラなど5種類の木材を使った積み木を手に取り、種類によって異なる香りを嗅いでみたり、組み合わせて模様の違いを確かめたりと、さっそく興味津々な様子で遊んでいました。
◆子ども「いいにおい!」
◆子ども「作るのが楽しい!」
◆子ども
Q.どの積み木が好き?
「この三角!」
Q.感触は?
「気持ちいい」
◆香美市 農林課 林政班 馬場智也 主事
「市の面積の約87%、4万7000haほどが森林に覆われていて、多くが整備されていないという現状があるので、(活動を通して)香美市産材の利用が進んでいけばいいなと思っています」
今後、市内の残り7か所の公立保育園や認定こども園にも、木のおもちゃセットが贈られます。














