北九州市小倉南区で中学生2人が殺傷された事件から1年になるのを前に、痛ましい事件を二度と起こさせないため特別警戒の出発式が4日、行われました。

小倉南警察署は、4日、北九州市出身の元ラグビー日本代表山田章仁さんに一日警察署長を委嘱しました。

この後、小倉競馬場の前で特別警戒出発式が開かれ、2024年12月に中学生2人が殺傷された事件の被害者に黙祷しました。

小倉南署一日警察署長 山田章仁さん
「昨年の事件もありました。そのとき、警察、地域、保護者、皆さんが一体となってラグビーのようにワンチームとなってこの街を守ってきたと聞いています」


式では、安全な街づくりに向けて警察と行政、地域がワンチームになろうと、ラグビーボールをパス回しして警察や地域のボランティアなどがパトロールに出発しました。