消防服の寿命は7年 昨年度600着を廃棄

岡山市消防局によりますと、消防服の寿命は7年程度。昨年度も、岡山市内の消防署で、あわせて約600着が廃棄されています。その有効な再活用法として…。そして、子どもたちが家に持って帰ったとき、防災について話すきっかけになればという期待が込められます。

(学生)
「消防士って子どもたちみんなが好きだと思うので、デザインだったりとか子どもでも使いやすいような機能性に着目して考えていきたいなと」
(学生)
「ふだんの生活だったらこういうことは考えないと思うので、いい機会だなと思います」

(大和被服 畑利昌専務取締役)
「消防服からできた防災バッグは、それをきっかけに、いかにご家庭でまた友達同士で防災の話ができるかというところなんで、そういったものが出来上がってくるんじゃないかなっていうのは、非常に有意義な一日だったなと思います」

防災バッグは、今年度中に学生の案がまとまる予定です。そして、来年度以降は、就実小学校の児童に手渡し、意見を参考にしながら開発に向けた研究を進めていくということです。