愛媛県松山市の大街道商店街に醸造所を併設した"都市型ワイナリー"が、オープンしました。四国では初めての施設で国内外の観光客を取り込み、商店街のにぎわいにつなげたい考えです。

2日オープンした「BLUEWAXWINERY」。消費者に近い場所でワインをつくる都市型ワイナリーで、運営会社によりますと、四国では初めてだということです。

地域活性化につながるとして国と松山市が支援していて、総事業費およそ4億円のうち5千万円が補助されました。1階には6台のタンクが並び、現在、愛媛県久万高原町と長野県産のブドウを使ってワインの仕込みが行われてます。
早ければ、今月中旬には味わえる予定です。

そのほか店内には国内外のワインに加え、チョコやドライフルーツなどおつまみも取り扱っていて、その場で「立ち飲み」も楽しめます。

2階にはレストランも併設され、ワインに合う和洋のメニューを提供します。

店にはオープン直後から客が続々と訪れ、目新しいワイナリーに入店していました。店では今後、イベントも定期的に開催し「大街道商店街の交流拠点として、活性化に貢献したい」としています。