本格的な精糖シーズンの到来です。来年にかけてのサトウキビ製糖操業が宮古島で始まりました。
宮古製糖は今月から、城辺と伊良部の工場で原料の受け入れを開始しました。城辺工場で行われた開始式には関係者が参加し、束ねられたサトウキビをコンベアに投げ入れて操業期間中の無事故・無災害を祈念しました。

工場内ではサトウキビを載せたトラックが計量所に入り、品質取引サンプルを採取したのちにヤードに積荷を下ろしていました。
宮古製糖によりますと今期のサトウキビは8月から9月にかけての干ばつで生育への影響が心配されましたが、10月に入ってからのまとまった雨により平年並みの生育状況だということです。

今期は、多良間島も含めた宮古地区全体で県内生産量の約46%を占める35万5000トンの生産が見込まれています。














