今年も残すところ1か月を切りました。福島県郡山市の高柴デコ屋敷にある彦治民芸では、来年の干支「午(うま)」にちなんだ張り子づくりが最盛期を迎えています。

小枝佳祐記者「こちらが完成した午の張り子です。躍動感がありながらも、口元は微笑み、かわいらしい表情をしています」

午は、家内安全や開運のご利益があるとされ、こちらの工房では、にっこりと笑った表情が特徴の「笑福うま」を製作しています。

彦治民芸・橋本大介さん「笑う門には福来るですから、見ていただいたお客様に、笑顔になってもらいたいと」

また、今年は馬をかたどった伝統工芸品・三春駒も人気を集めているということです。

彦治民芸・橋本大介さん「年内に買ったら、今年より来年がいい年でありますように、年明けに買ったら、去年より今年がいい年でありますようにと願って飾って、来年がうま(午)くいくように願っています」

干支の張り子づくりは、来年1月中旬まで続けられ、こちらでは、三春駒と合わせて1万個を製作する予定です。