パリパラリンピックのバドミントン女子シングルスで5位の豊田まみ子(33、ヨネックス)が6日、自身のSNSで来年2月にバーレーンで行われる世界選手権を最後に日本代表の活動に一区切りすると発表した。

豊田は「この決断は私にとって決して簡単なものではありませんでした。ずっと向き合ってきた競技だからこそ迷いや葛藤もありましたが、それでも前に進むために勇気を出して決断しました」とコメント。「23年間続けてきた競技人生には、本当に数えきれないほどの思い出があります。ここではとても書ききれませんが、どの瞬間にも必ず周りの方々の支えがあり、その存在が私の力となり、ここまで続けることができました」と振り返った。
 
そして「残り数か月間、最後まで悔いのないように闘い抜き、やり切りたいと思います。これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです」としめた。

生まれつき左肘から先がない豊田は母の影響でバドミントンを始め、2013年に初めて出場した世界選手権で優勝し注目された。国内では13日、14日に長崎で開催される日本選手権が最後の勇姿となる。