1日、気象庁は今年の秋（9月～11月）のまとめを発表しました。

今年の秋の気温は過去3番目の高さとなり、厳しい残暑が長く続いた秋となりました。

2025年の新語・流行語に選ばれた「二季」の言葉が表す通りに、今年は長い夏の後、遅れてやってきた短い秋、そして、この先は急に冬の寒さが到来します。

2025年秋は過去3番目の高温に　異例の長さの残暑

2025年の秋は、全国的にかなり気温が高い秋となりました。

上空を流れる偏西風が平年よりも北を流れ、夏の太平洋高気圧の勢力が秋になっても強かったことなどが原因です。

1日、気象庁が発表した秋（9月～11月）のまとめでは、2025年日本の秋の平均気温平年差は＋1.37℃で、過去3番目の高温となりました。

また、西の地域ほど気温が高いのが特徴で、奄美・沖縄の秋の平均気温偏差は＋1.5℃となり、統計開始以来最も気温が高い秋となりました。

月別に見ると、9月は全国的にかなりの高温、10月は西日本を中心にかなりの高温、11月はようやく残暑が収まり、平年並みとなった所が多くなっています。