新米の粉でつくったおしろいを顔に塗って、五穀豊穣を祈願する祭りが福岡県朝倉市の神社で行われました。
おしろいが付けば付くほど、来年は豊作と言われています。
福岡県朝倉市の大山祇神社で300年以上続く「おしろい祭り」。

神事を終えると、氏子たちにお神酒がふるまわれした。
徐々に赤くなっていく顔。
その裏では「おしろい」の準備が着々と進められていました。

「たかちゃん、こう上げて」「ちょうどいい感じ」
おしろいは、地元で収穫した新米の粉を水で溶いてつくります。
そして、いよいよ「おしろい」塗りのスタートです。

「ちょっと待って」「はい、いきまーす」「あー冷たい」「毎回頭に塗られよる気がするな」
おしろいは顔に付けば付くほど来年は豊作になるとされています。

RKB 瓜生正太郎記者
「今から僕もおしろいを・・・冷たい!前が見えない」
塗った人
「バッチリやんね」
「今年はとても付きがいいと思います。今年は豊作になるんじゃないかと思います」「気持ちがいいですよ、ほてっとったから」
外にいた人にも次々とおしろいが塗られ神社には笑い声が響いていました。
参加者
「冷たい」「健康に暮らしたいと思います」「ちょっと気持ち悪いけど御利益をもらいます」

おしろいは家に帰るまで洗い落としてはいけないという決まりがあります。
参加した人たちは白い顔のまま、笑顔で家路についていました。














