12月2日から、医療機関を受診する際は、これまでの「紙の保険証」でなく「マイナ保険証」の提示が基本となり、病院も新たな受診の形に本格移行しました。
従来の「紙の健康保険証」は1日で有効期限が切れ、2日からは、マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」の利用が基本となります。「マイナ保険証」を持っていない人や、マイナンバーカードに保険証の機能が登録されていない人は、加入している保険の運営者から「資格確認書」が届き、これが保険証の代わりとなりますが、有効期限は最長5年です。
高知大学医学部附属病院では、2日から早速、大勢の患者が「マイナ保険証」を使って受診していました。病院では、以前から設置していたマイナ保険証専用のカードリーダー4台に加え、9月にはスマートフォンで読み取りができる機器も新たに導入しました。
「マイナ保険証」の利用者が増えることで、窓口での手続きの時間短縮や、情報入力の間違いが減ることなどが期待されています。
◆高知大学医学部 病院事務部 小林保数 次長
「マイナ保険証に切り替わることで仕事の効率化が進み、間違いがなくなるので、安全面にも貢献すると思います。保険証自体が発行されなくなるので、まだの人は早めに『マイナ保険証』に切り替えていただく方がいいと思います」
高知市では2日時点で、国民健康保険加入者のうち63.39%が「マイナ保険証」に登録しているということです。














