師走に入り、石川県内では新年の準備が早くも始まっています。
金沢市の市場では12月2日朝 門松などの正月飾りに使われるマツの競り「松市」が開かれました。

市場に響く競り人の掛け声。
金沢市二口町の公設花き地方卸売市場で開かれたマツの競り「松市」には北陸3県の生花店などから約40人が参加しました。
担当者によりますと今年は生産者の高齢化や物価高騰の影響で愛媛からの入荷がなくなり、取扱量は去年より5000本少ない、9万5000本となりました。

一方で枝ものの産地として有名な宝達志水地区からの入荷量は地震前の水準に戻っているということです。
金沢総合花き 道法和豊 社長「来年もいい年になるという事始めを目安に日本の文化の象徴になるもの。一本でもいいしマツやJAはくいの塗り柳一本一本買って産地を助けてほしい。」
2日朝に競り落とされたマツは門松などの正月飾りに加工され、それぞれの店頭に並ぶということです。














