部屋全体ではなく自分の周りだけをあたためる「パーソナル暖房」の人気が高まり、ついには“心まであたたまる”商品も登場しています。
使い方色々“割れる”カイロ
「ここ数年の“電気代の高騰”がきっかけで、自分ひとりをあたためるような“パーソナル暖房”の需要が高まった」(『ビックカメラ有楽町店』青木唯さん)

店内には電気毛布に電気マットなどのパーソナル暖房が並び、充電して繰り返し使える「電気カイロ」も様々。中でも、2025年注目の電気カイロというのが…
THE TIME,マーケティング部 蓼沼優衣部員:
「割れるカイロ!?すごい!」

タテ7.6×ヨコ6×厚さ1.8cmの楕円形のカイロが2つ重なっている構造で、真ん中で割れば2つに分けられる「耳まであたたかいイヤマフ付 使い捨てないシェアカイロ」(Life on Products/4378円)。
ポケットの中で両手をあたためることもでき、付属のイヤーマフラーのポケットに入れれば、耳もポッカポカです。

“割れるカイロ”は他にも、細長くて握りやすい棒状の2つになる「充電式カイロ OT-96H」(HAGOOGI/5680円)

円形2重構造の「充電式シェアカイロ モバイルバッテリー機能付」(mottole/4630円※グレー・ホワイトの2色展開)は、割ると内側の面が“鏡”になっているので、お化粧直しにも便利です。

さらに割れるのはカイロだけではありません。
「セラミックファンヒーター ツインセラ」(アイリスオーヤマ/1万5800円※取材時点)は、本体が中心から2つに割れて、水平方向に開閉できる構造。

左右の本体それぞれに送風口が搭載されているので、2つの送風口でピンポイントで足元を狙ったり、ワイドに使って体全体をあたためることも可能。
折りたためば、向かい合う2人を同時にあたためることもできます。


和モダンスタイルに進化「着る毛布」
“電気着る毛布”もさらなる進化を遂げています。
2024年のポンチョ型から“半纏タイプ”になったのは「くるみケット® 半纏スタイル」(YAMAZEN/オープン価格1万800円前後)。

『山善』家庭機器事業部・大西琢也さん:
「ポンチョ型だと、宅配便が来た時など恥ずかしいな…という感じだったけど、ちょっとおしゃれに“外にも着ていけるようなコンセプト”で半纏スタイルに」
グレー無地の和モダンなデザインで、背中に3つのヒーターが搭載され上部と下部それぞれにスイッチ付き。モバイルバッテリー10000mAhで2時間半連続使用ができます。※温度設定「中」でヒーター3つ運転した場合※パワーデリバリー対応モバイルバッテリー

さらに、腕周りにもたっぷりゆとりがあるので動きやすくて掃除などもラクラク。体をあたためたまま家事ができちゃいます。














