岡山県や県警などが合同で、歳末に増加する事件や事故の防止を呼びかけるパレードが、きのう(1日)、岡山市北区で行われました。

岡山芸術創造劇場「ハレノワ」で開かれた歳末特別警戒の出発式には、岡山県や警察、防犯・交通ボランティアなど約170人が参加しました。岡山県警の工藤本部長は、家族で協力して詐欺に合わないようにと述べました。

(岡山県警 工藤陽代本部長)
「電話でお金の話が出たら、一旦電話を切ってすぐにご家族と相談する。あるいは事前にご家族で合言葉を決めておいていただく」

歳末特別警戒は、人や車の動きが活発になる年末年始にかけて増加する盗難や特殊詐欺といった犯罪や交通事故を防止するため毎年行われているものです。参加者は、表町商店街を歩きながらチラシなどを配り、警戒を呼びかけました。岡山県警はパトロールを強化し、犯罪の抑止に取り組むとしています。