年末の事故や飲酒運転の根絶などを呼びかける「県民総ぐるみ運動」の開始式が広島市で開かれました。
開始式には、広島県警の森本敦司本部長などおよそ50人が参加しました。12月は交通量や飲酒の機会が増えるうえ、日没時間も早いことなどから交通事故が増える傾向にあります。
「交通安全パトロールに出動します!」
警察によりますと、ことし交通事故で亡くなったのは55人で、去年の同じ時期と比べて11人減っています。一方、このうち23人は、単独事故で亡くなっていて、去年の同じ時期と比べて、7人増えています。
広島県警・森本敦司本部長
「年末は気ぜわしさから例年、交通事故が多発する傾向があり、加えてお酒を飲む機会も増える季節であるため、飲酒運転による交通事故の発生も危惧されるところです」
警察は、12月10日までの運動期間中、取り締まりを強化するなど事故防止に努めるとしています。














