先月沖縄市で保護され、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た野鳥について、県は致死率の高い高病原性ではなかったと発表しました。
先月、沖縄市で保護されたコガモについて県は、遺伝子検査の結果A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表し、感染力が強く致死率が高い高病原性かどうかさらに詳しく調べていました。
県によりますと、コガモが保護された翌日に実施した検査で、国内で主に流行している「H5亜型」の高病原性ウイルスではないことが確認されていましたが、より詳しく調べるため検体を国の研究機関に送っていました。
その結果、そのほかのタイプの高病原性ウイルスについても陰性が確認されたと、環境省から連絡があったということです。
コガモが発見された場所から半径10キロを対象とした「野鳥監視重点区域」は解除されましたが、県は引き続き、不審な野鳥の死骸などを見つけた際は県などに連絡するよう呼びかけています。














