沖縄市の運送会社に刃物を持って押し入り、現金約1660万円を奪ったとして強盗などの罪に問われている運送会社元社長の初公判が1日開かれ、被告は起訴内容を一部否認しました。
この裁判は、うるま市高江洲の無職・德田榮被告が今年10月、以前社長を務めていた運送会社に刃物を持って押し入り、従業員を脅迫し現金約1660万円を引き出させて奪ったとして、強盗と建造物侵入、銃刀法違反の罪に問われているものです。
開かれた初公判で德田被告は、「『金を出せ』『殺すぞ』という言葉は使っていない」などと述べ起訴内容を一部否認しました。
検察は、德田被告が「俺は大腸がんだから死ぬ」「その前に全員殺す」などと脅迫して従業員を連れ出し、包丁をズボンと腹の間に隠し金融機関で現金を引き出す従業員を横で監視していたなどと主張しました。次回裁判は今月15日に開かれる予定です。














