山形県西川町できょうから、雪害事故を防ぐための新たなシステムがスタートしました。

道路の除雪や雪下ろしのタイミングなどについて情報が発信され、冬のくらしの手助けになると期待されています。

西川町できょうからはじまったのは「雪害見守りサービス」です。

これは町の2か所のカメラで撮影した画像をAIが分析し、降雪情報の他、除雪や雪下ろしのタイミング、路面の凍結について町民に情報を届けるものです。

西川町では去年、落雪や雪下ろし作業中に4人がケガをしています。

「雪害見守りサービス」が除雪を行う適切なタイミングや落雪の危険性などを知らせることで、こうした事故を減らすことも目的のひとつです。

西川町 菅野大志 町長「降雪量だけでなく、その前後の気温に応じた、雪おろしのタイミングなどもわかるので、事故をできるだけ防ぐためにもこちらのホームページでご覧いただきたい」

そして、このサービスでは道路の状況をリアルタイムに確認できるようになるため、必要な時に効果的に除雪車を出動させることができるということです。

西川町では今後、このサービスの利用状況についてアンケートを行い、より良いサービスにしていきたいとしています。