就任後初めて沖縄を訪問した木原官房長官は先月30日玉城知事と会談し、米軍普天間基地の辺野古移設を着実に進める考えを示しました。

県庁で行われた会談で玉城知事は、普天間基地の危険性除去や辺野古移設計画の断念などを求めた一方、木原官房長官は移設工事を含む日米合意を着実に進める考えを示しました。


▼木原官房長官
「嘉手納基地より南の土地の返還を着実に進め、基地軽減をひとつひとつ実現していくこと。そのことが担当である私の責務であろうというふうに思っております」

木原長官は会談後、先月28日に大浦湾側で本格的な埋め立てが始まった辺野古での工事について「現時点で事業全体に遅れは生じていないと報告を受けている」と述べました。