任期満了に伴う大崎町長選挙はきのう30日投開票が行われ、元町職員の中野伸一さんが初当選を果たしました。
また、県議会議員志布志市・曽於郡区の補欠選挙は、元志布志市議の久井仁貴さんが初当選しました。
新人4人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となった大崎町長選挙は開票の結果、元大崎町企画調整課長の中野伸一さんが3026票を獲得し、初当選を果たしました。

現在の6期目で引退する東靖弘町長の応援を受け、町民との対話を重視したまちづくりや、ふるさと納税を活用した財源確保などを訴えていました。
きょうは中野さんに当選証書が手渡されました。

(大崎町長選に初当選 中野伸一氏)「職員であってもトップであっても、町民のためにという気持ちは全然かわらない。同じ目線で頑張りたい。町民生活に密着した生活重視。そういう部分から取り組んでいきたい」
投票率は67.28%で、16年前を6.41ポイント上回りました。
またきのう30日は大崎町長選に出馬するため議員が辞職したことに伴う、県議会議員志布志市・曽於郡区の補欠選挙も投開票日でした。

いずれも無所属・新人で元志布志市議の2人が立候補し、開票の結果、久井仁貴さん(35)が初当選しました。
現職の県議のなかで最年少となります。
志布志港をいかした農林水産業の振興や、買い物弱者対策などを訴えていました。

(県議補選で初当選 久井仁貴氏)「一軒一軒まわっていろんな人の話を聞いて、話を聞いた数、まわった数では誰にも負けないというくらいまわった。この志布志市と大崎町の声を届け、このまちを育て発展させていきたいと強く思う」
投票率は45.45%でした。














