なぜスニーカー?

(岡山市消防局消防企画総務課 吉田久美子さん)
「長靴だと中に水が入ってきて、重くなってしまう。そして、地面がぬかるんでいると動きづらくなってしまいます。」「サンダルだとすぐ脱げてしまう、瓦礫などでけがをする可能性があります」

これに対して、スニーカーは…
「やはり、水で滑ったりするので、滑りにくく、脱げにくい、普段履きなれていて動きやすいから」

実際どれくらい違いを感じるのか。冠水した道路を体験できる機械で水深を30センチに設定して甲野アナウンサーが検証してみました、まずは長靴から。

(防災士 甲野良輔アナウンサー)
「長靴の中に水が入っています。重くて脱げそうになりますね。流れもありますし、だいぶ歩きにくいです」

続いては、サンダル。長靴よりも歩きやすかったとのことですが、もし土砂で足元が見えなくなった時のことを考えると、がれきなどでけがをする不安を感じたそうです。

最後は、スニーカー。脱げづらく安心感を感じたと話していました。消防局はソールが滑りにくいものを選んでほしいとしています。
【スタジオ】
岡山市消防局はそもそも道路が冠水する前に避難してほしいと呼びかけていますが、どうしても冠水してから避難しなければならない場合にはスニーカーが適しているということなんです。
RSKのホームページ「つながる防災の輪プロジェクト」では、このようなクイズのほか、命を守るためのさまざまな情報を掲載しています。是非一度、アクセスしてみてください。防災クイズでした。














