■325回日本体育大学長距離競技会 兼 第19回NITTAIDAI Challenge Games(29日、日本体育大学横浜健志台キャンパス陸上競技場)

女子800m日本記録保持者(1分59秒52)の久保凛(大阪・東大阪大敬愛高3)が女子3000mに出場し、9分07秒80の全体トップでフィニッシュした。スローペースの中、先頭集団についていく展開から残り2周で首位に並ぶと、ラスト1周からギアを上げてそのまま逃げ切った。

久保は昨年の同記録会以来、約1年ぶりの3000mを走り終え「先頭集団について1着でゴールすることを目標にしていたので、ラスト切り替えて1着でゴールすることが出来たので良かった」と狙い通りのレースに。

昨年の8分59秒74よりもタイムは落ちたが、目標としていた1着フィニッシュを果たし、「ラスト1周までリラックスして走れているという感覚があったので、去年の8分台出た時もそういう感覚だったので、3000mも持久力を落とさずに走れている」と去年から成長した部分も口にした。

高校最後のレースとなる全国高校駅伝(12月21日)に向けて「近畿(大会)でチャンスをもらって全国に繋げられる事が出来たので、去年の順位を上回るという部分と、高校ラストとなるので、敬愛高校に最後恩返し、感謝の気持ちを持って、しっかり自分が貢献して良い形で終われたら。このままの調子を崩さずに全国にも繋ぎたい」と意気込みを語った。

またこの日は同学年で競い合ってきたドルーリー朱瑛里(岡山・津山高3年)と同じ組で走り、「会うのも久しぶりだったので、アップの時に会ってすごく嬉しくて“頑張ろうな”と言いながら、久しぶりに走れて良かった」と話した。

今年は初の世界陸上にも出場したが組7着で予選敗退。「すごく悔しくて気持ちが下がってしまった部分はあったんですけど、まず走れたというところだけで、次に繋げられた」と大舞台での経験を振り返った。

800m以外の日本記録にも挑戦したいかと聞かれると「800mはある程度走れるんですけど、1500mも3000mも走れないと800mの持久力というのが出来てこないと思うので、将来は800mがメインですが、1500m、3000mも走れるようにしていきたい」と今後のビジョンを語った。