ごみの減量をめざした官民連携のリユース拠点が、28日、四国で初めて愛媛県松山市にオープンしました。

松山市久万ノ台に28日オープンした「ジモティースポット」。
まだ使える不要品を無料で引き取ります。
そして、必要な人へ手頃な価格か、無料で譲るリユース拠点です。

施設を展開する会社と松山市が結んだ協定に基づき、四国で初めてオープンし、初日からさっそく、次々と客が訪れていました。

(不要品を持ってきた人)
「クリーンセンターとかに持ち込むとある程度お金もかかるけれど、使えるうちにリユースに際限なく出せるのはいい」

(ランドセルを買った人)
「安い。気に入ってしまって。いるっていうので300円なら買ってもいいかなって」

(ジモティ― 片山翔 取締役)
「ごみの減量をメインの目的にしているところが。リサイクルショップ等だとなかなか買い取ってもらえず、ごみにしやすいものもなんでも無料で引きとりますよというのが我々の違いかなと思っている」

また、店頭に並ぶ商品は、専用のアプリでもチェックできます。
ジモティーによりますと、今年は6月末までに、全国の拠点でおよそ50万点がリユースされ、ごみの減量効果は1600トンほどに上りました。