別の病気と勘違い!?腎機能低下を見落とす危険なケース
<「前立腺肥大症」と思いきや腎機能低下>
先生によると、腎機能低下による夜間頻尿を前立腺肥大症と勘違いしてしまうケースが非常に多いそうです。前立腺肥大症とは、加齢などが原因で男性特有の臓器である前立腺が肥大する病気。尿道を圧迫し、排尿困難や頻尿などの症状を引き起こします。
就寝中は汗などから身体が少しずつ乾き脱水に傾いていきますが、健康な人は尿を濃くして身体に水分を溜めることができます。しかし、腎機能が低下すると、尿を濃くすることができなくなるため、身体が脱水に傾いている夜間でもトイレに行きたくなってしまうそうです。
<前立腺肥大症と腎機能低下の見分け方>
前立腺肥大症の場合は少ししか尿が出ず、腎機能が低下している場合は夜中でもしっかり尿が出るそうです。
<「過活動膀胱」と思いきや腎機能低下>
女性の場合は、過活動膀胱と勘違いするケースが多いそうです。過活動膀胱とは尿が溜まっていないのに強い尿意に襲われてしまう病気でトイレの回数が増えてしまいます。原因ははっきりしていませんが、膀胱の柔軟性が低下することが関係していると言われています。
<人生100年時代…今こそ腎臓を守ろう!その(4)>
夜中トイレに行かないために眠る前の水分を控えてしまいがちですが、この行為はとても危険だそうです。腎機能が低下していると、身体が乾いていてもどんどん尿が作られてしまいます。すると、朝の脱水がひどくなり、起床時に心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高くなってしまうのだとか。そのため、病名がハッキリしない夜間頻尿に悩む場合は、腎機能低下を疑いましょう。
人生100年時代の腎臓を守る
先生によると、腎機能は一度低下すると元に戻ることはありませんが、近年良い薬も色々出ているとのこと。例えば、2021年に登場した「SGLT2阻害薬」は、腎臓に直接働きかけて腎機能の低下を抑える治療薬で、普及し始めているのだとか。腎機能が低下してきたら、生活を整えるとともに、薬の力も借りつつ腎臓を守っていくことが大切だそうです。
(2025年11月30日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














