裁判は先月初公判が行われ、被告は起訴内容を認めました。

3月の事故で男の車にはねられた当時9歳の小学生は頭部に傷を負い、約2か月の間意識不明となっていて、先月の初公判で検察側は、被害者の小学生の家族が「左半身が麻痺して自分で起き上がることはできない、お金がないと自分のことしか考えない被告を許すことはできない」と話した内容などを証拠のひとつとして提出していました。

弁護側は被告人質問で、被告に多額の借金があり、車も任意保険に入っていなかったので年金生活では賠償が難しいこと。

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4月のひき逃げは3月の事故の直後だったが事故をしなければ大丈夫だろうと安易に考えて運転し3月に続いてまた事故を起こしたことや車検切れの車だったことを隠そうと救護せず立ち去ったこと。
5月の無免許運転は被告が運転を続けるのをみかねた被告の息子が通報したことなどを明かしていました。