犯罪で得た収益を隠匿または受け取ったとして富山県警は28日までに山口組系暴力団「芳賀組」の組長を含む男7人を逮捕しました。
組織的犯罪処罰法の疑いで逮捕されたのは山口組系暴力団「芳賀組」の組長・高島力容疑者(58)と富山市堀の会社役員、小沢淳容疑者(46)ら男7人です。


県警によりますと高島容疑者ら4人は、去年1月から7月にかけて、犯罪で得た収益と知りながら小沢容疑者ら3人から別々に現金を受け取った疑いが持たれています。

県警は捜査に支障があるとして、7人の認否を明らかにしていません。
一連の事件をめぐっては、小沢容疑者(46)ら3人が「Genio」と称した架空の暗号資産投資事業を無登録で行い、およそ540人から集めていたとして、金融商品取引法違反の罪で逮捕・起訴されています。

県警によりますと、「Genio」の資金の管理を担っていたとみられる小沢容疑者は、高島容疑者らと面識があり暴力団とつながっていたとみられるということです。















