ウナギの国際取引規制案を否決静岡県内関係者からは安堵の声「心配していたので本当によかった」=ワシントン条約会議
ワシントン条約の締約国会議で、ニホンウナギを含むウナギの国際取引を規制する案が否決されました。12月の全体会合で確定することになりますが、静岡県内の関係者からも安堵の声が聞かれました。
EU=ヨーロッパ連合などはニホンウナギを含む全てのウナギの国際取引を規制するよう提案していて、11月27日、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれたワシントン条約の締約国会議の委員会で採決が行われました。
その結果、賛成が投票の3分の2に届かず、提案は否決されました。
日本では消費されるウナギの約7割を輸入に頼っている状況で、取引が規制された場合、価格の上昇につながる可能性が指摘されていました。
こうした中、遠州灘では27日、浜名湖周辺のウナギ生産者などで作る団体が資源回復を目的に天然の二ホンウナギを放流しました。
「否決」の一報を聞いた関係者からは安堵の声が聞かれました。
<浜名湖発親うなぎ放流連絡会 加茂仙一郎会長>
「すごく心配をしていた部分について、否決になったので本当によかった。真摯に受け止めて今後、ウナギの流通や資源管理についても改めて皆さんと一緒に展開をしていかなければ」
ただ、委員会の結論を不服として動議が出された場合、12月5日に開かれる全体会合で再投票となり、結果が逆転する可能性もあります。
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