自治体が人口流出に頭を悩ませる中、地元企業の見学を通して若者の地元定着を促進させようと、きょう酒田市が高校生を対象とした職場の見学ツアーを行いました。
酒田市では、毎年市内の高校生を対象に地元企業の見学ツアーを行っています。

酒田市の人口は1955年の12万8000人をピークに減少を続け現在はおよそ9万2000人。若者の地元定着や、県外に進学しても地元に戻ってもらえるかが大きな課題となっています。

きょうは酒田南高校の普通科特別進学コースの1年生31人が酒田市役所を訪れ、業務内容などを見学しました。

市役所は市民が暮らす上で必要不可欠な行政サービスを提供する場所。医療や福祉を担当する部署もあり、実は生活に密接に関係しています。

見学後は採用などについて話を聞き、生徒たちはメモを取りながら真剣に自分の進路について考えているようでした。















