寒くなり、暖房器具を使い始めたという方も多いこの時季に注意しなければいけないのが『ストーブ火災』です。
新潟県内では2024年に発生した住宅火災は187件。
出火原因で最も多かったのがストーブです。
新潟市消防局が26日にストーブの火災実験では、ストーブの上に置かれたバスタオルはおよそ4分後には火がつき、勢いよく燃え上がりました。

また、ストーブの空気を取り入れる場所をごみなどでふさいでしまうと、火が吹き返してしまいます。
「ほこりが溜まっていたところから、火の手が上がり始めました」
そして灯油を交換する際には、ストーブの上に灯油が垂れると燃え上がる恐れがあるため注意が必要です。

【新潟市消防局予防課 火災調査係 佐藤幸栄係長】
「まださほど寒くないと、ストーブを出したことやつけたことに対して、注意が向かないことがあります」
「使う際の注意というのが非常に重要になると思います」

消防は改めて、暖房器具を使う際には“点検や清掃”を行うよう呼び掛けています。














