交通事故により大分県内で1週間に6人が死亡したことから、知事による全県非常事態宣言が12年ぶりに発令されました。
県内では11月16日から22日までの1週間に5件の交通事故で6人が死亡しています。
深刻な状況を受けて知事による交通非常事態宣言が12年ぶりに25日から発令されています。

これを受けて、交通量の多い大分市の顕徳町1丁目交差点では警察官と県の職員が反射材を配り早めのライトの点灯や歩行者の横断中の事故に注意を呼びかけました。
(県生活環境部環境企画課・門柳哲也参事)「これだけの死亡事故が増えているというのは、非常に危機的な状況と思う。ハイビーム走行とロービームのこまめな切り替えをお願いします」
県警によりますと、県内では今年に入って11月25日までに交通事故による死者が36人に上っていて、去年1年間の人数をすでに8人上回っています。
交通非常事態宣言は12月4日まで発令され、県警は期間中、指導や取り締まりを強化しています。














