25日夜、熊本県で震度5強を観測する地震が発生し、宮崎県内でも震度3を観測しました。
専門家は、この地域では過去に、大きな地震の後、同じ程度の地震が続けて発生したことがあるとして注意を呼びかけています。
25日午後6時1分ごろ、熊本県阿蘇地方を震源とする地震が発生し、熊本県産山村で震度5強を観測しました。
震源の深さは9キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定されています。
この地震について、専門家は
(宮崎公立大学地域連携防災研究センター 山下裕亮准教授)
「震度とマグニチュード非常に紛らわしいが、マグニチュードが今回は5.8で、(2016年の)熊本地震は7.3ですから、多分、数百倍ぐらいエネルギー差あります。ですから、そういった意味では、地震自体は、特段そこまですごく大きな地震ではない」
一方で、1975年に、この地域でマグニチュード5.5の地震が起き、その翌日にはマグニチュード6.1の地震が発生したことから、今後、数日は警戒が必要と呼びかけます。
(宮崎公立大学地域連携防災研究センター 山下裕亮准教授)
「過去にそうやって続発してる事例があったところは、何らかの理由でそういったことが起こりやすい。県北の皆さんには、きのうの地震ないし、さらにもう少し規模が大きい地震に警戒をしておく必要がある」
改めて、家庭や職場での備えや防災マップの確認してください。
注目の記事
飲酒しながら「落としたスマホ拾おうと」橋から海に転落の男性(27)→深夜の瀬戸内海を約4時間半漂流 11人の船員たちが「とっさの判断」で救助 その一部始終とは?【前編】

南極オゾンホール「南極大陸の1.6倍 依然として大きい」気象庁が発表 回復への道のりは?

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

当時24歳・雑誌記者の辻出紀子さん行方不明から27年… 両親らが情報提供呼びかけ 警察官のべ3万9000人以上が捜査にあたるも有力情報は得られず 三重・伊勢市

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患









