能登半島地震の被災地を応援しようという取り組みです。
石川県の特産品や工芸品を販売する物産展が、26日に仙台市内のオフィスビルで開催されました。

大粒の能登大納言のあんを使ったどらやき。がんばろう能登の文字が刻まれています。

こちらは、日本三大魚醤のひとつで能登半島で古くから造られている伝統的な調味料「いしり」。

JR仙台駅前のオフィスビルのエントランスで開催された能登半島地震復興応援フェアでは、能登地方をはじめ、石川県内の特産品や輪島塗の箸といった工芸品など約70点が販売されました。

後藤舜キャスター:
「なかには、能登半島地震で大きな被害を受けた酒蔵が共同醸造で造った地酒も販売されています」

共同醸造で造られた「鶴と福」地震により酒蔵と店舗が全壊した鶴野酒造店と金沢で最も長い歴史を持つ福光屋が新しい精米法で造った純米酒です。

昼時には、多くの人が訪れ普段買うことができない石川の特産品を買い求めていました。

買い物客:
「日本酒2本とお菓子を買った。離れた地からも能登の方の力になれるのであればこういうことを駅前でどんどんやってほしい」
「石川県に行ったことがなかったので、すごく買うのを楽しみにしていた。東日本大震災で支援を受けた方なので、ぜひ協力したいなと思いきょう買い物に来た」

東北システムズ・サポート 由良真也取締役:
「被災地では酒蔵がまだ使えていないなど、いろいろあると聞いているので、みなさんの生活の一部となるようなかたちで、今回売り上げに貢献できれば」

この物産展は、仙台などでシステム開発を行う東北システムズ・サポートとオフィスビルを所有する東京建物が共同で企画したもので、売り上げは、被災地の復興支援に充てられるということです。














