「泳ごうとしたが無理だったので浮くことにした」男性の判断
水島海上保安部では、「当時7月で水温が暖かかったこと」などの気象条件だけでなく、男性がとった「行動」も重要だったと言います。
水難事故に遭遇した際、「助かるために無理に泳ぐことで、体力を消耗してしまうおそれがある」ということです。
橋から転落後、男性は
「泳ごうとしたが無理だったので、浮くことにした」
と話していて、この行動を取ったことも、男性が助かった要因のひとつだったと指摘します。
水島海上保安部では、水難事故に遭ったら
「無理に泳がず浮かび、助けを待つことが大切」
と改めて注意を呼びかけます。
水島海上保安部では、今回の救助の背景には「気象状況」や「救助した船の乗組員によるチームプレー」など、奇跡が重なったことが大きかったと話します。
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