年末年始を前に、福岡市の天神地下街では地震で火災が発生したという想定の訓練が行われました。

「ただいまより総合消防訓練を開始します」

26日午前、福岡市の天神地下街で行われた総合消防訓練には、店舗の従業員や防災センターの職員などおよそ160人が参加しました。
訓練は、震度6弱の地震が発生した後、店舗から火が出て地下街に煙が充満したという想定で行われました。

参加者は消火器を使って初期消火を行った後、地下街にいる人たちを地上に避難誘導し、担架でけが人を運ぶ手順を確認しました。

天神地下街 神代茂男 防災センター長
「地震はいつ起きるかわかりませんので、起きた時にいざというときに動けるような訓練が一番大事かなと思います」
天神地下街では、人通りが多くなる年末年始を前に毎年この訓練を実施しています。














