11月25日、大阪の「エキスポシティ」の観覧車が緊急停止し、乗客が最長9時間閉じ込められた原因は、落雷で生じたシステムの不具合と分かりました。

 25日午後5時半ごろ、吹田市の「エキスポシティ」の観覧車が緊急停止し、ゴンドラに乗っていた男女20人が26日の午前2時半すぎまで最長9時間、閉じ込められました。

 消防が救助し、乗客にけがはありませんでしたが、20代の女性が寒さによる震えなどを訴え、病院に運ばれました。

 当時周辺では落雷があり、運営会社は観覧車の動力システムに不具合が生じて緊急停止したと話しています。

 観覧車の運転再開のめどは立っていないということです。