海の環境をテーマにした授業が、愛媛県西予市明浜町の小学校で行なわれ、子どもたちが魚の住みかとなる藻場作りに挑戦しました。
西予市立明浜小学校で行なわれた授業には4年生の児童18人が参加し、八幡浜市を拠点に環境教育を手がけている地方創生機構の中岡惠司代表理事から海の現状について学びました。
中岡さんは、水槽を使ってプラスチックゴミが海に沈んでいく様子を再現した他、地域の環境変化が人間の経済活動にも影響することを説明しました。
子どもたちはこの後、魚のすみかとなる藻場作りに挑戦。
海で海藻を育てるための設備を放置竹林から切り出した竹を使って作り海藻のクロメを結びつけていました。
(参加した児童)
「魚が暮らしにくくなっているのが、かわいそうだと思った」
「海全体が沢山のクロメが見れるようにしたいです」
(地方創生機構・中岡惠司代表理事)
「地域を作る力を養っていく。それには、色々な地域の課題をどのようにつなげて、持続可能な地域に結びつけるかを学んだ人材として育つことを願い、活動を進めています」
藻場が増えることで魚の増加や、海藻の光合成による二酸化炭素の吸収も期待できるということで、さっそく中岡さんらによって地元の海に設置されました。
こちらでは来年の春、中岡さんらが海藻の生育状況を調査するということです。
注目の記事
体重の2倍以上165キロ持ち上げ 徳之島の高校生がパワーリフティング日本一 きっかけは野球のため 鹿児島

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

当時24歳・雑誌記者の辻出紀子さん行方不明から27年… 両親らが情報提供呼びかけ 警察官のべ3万9000人以上が捜査にあたるも有力情報は得られず 三重・伊勢市

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】









