青森県つがる市の高校生と首都圏の女子大学生が「つがる」を“動詞化”したポスターを制作し、これまでに50の作品ができあがりました。

これを記念して、市の魅力が伝わる優秀な作品の選考会がはじまりました。

つがる市では、若者の視点から地域の魅力を発信するため、木造高校の生徒と首都圏在住の女子大学生のグループ「キャンパスラボ」が協力し、『新解釈つがる辞典』の制作を2021年にはじめました。

この取り組みでは、「つがる」という言葉に新たな解釈を加えて動詞に変換します。

25日は、2024年までに生まれた50の作品の選考会が行われました。

「木造高校生賞」として選ばれた動詞の「つがる」は、津軽地域で自宅で獲れた野菜や果物をおすそ分けで貰う風習を踏まえて「他人の善意に甘える」という意味を持つ言葉として考案されました。

木造高校 3年 工藤颯太さん
「いろんな作品がある中で、どれも良い作品だが、多くの人に知ってもらえればうれしい。(木造高校生賞は)いろんな人に魅力を発信できると思う」

新解釈つがる辞典の投票は11月末までで、つがる市立図書館にある投票用紙とオンラインで行われ、12月中旬には大賞1点と優秀賞2点が決まります。