東アジアの平和について考えるシンポジウムが那覇市で開かれ、日本と中国の若者たちが意見を交わしました。
このシンポジウムは、東アジアの平和について考え発信しようと開かれたもので、ことしで3回目の開催となります。

共同代表を務める青山学院大学の羽場久美子名誉教授が登壇し、日本にとって中国は最大の貿易相手国で経済的結びつきも強いことから「中国を仮想敵としてミサイルを配備することは経済の衰退につながる」などと訴えました。

このほか沖縄、広島、長崎、中国の若者4人が歴史認識や平和について意見を交わしました。
琉球大学人文社会科学研究科博士後期課程・万斉岭さん
「昔の中国と琉球の友好な関係を、どうやってこの歴史の友好な絆を今の日中関係の中に生かしていくことなのか。これは私の研究課題です」

一般社団法人MICHISHIRUBE・大澤新之助代表理事
「(ことし8月中国を訪れて)歴史認識の違いというか、現地の方々と直接話すことができたし、中国の友達もできましたし」
「この気持ちをずっと残し続けて、継承していく、つなげていくことが一番なのかなとは思います」

シンポジウムにはおよそ60人が訪れ、登壇者たちの話に聞き入っていました。














