難病であるパーキンソン病について理解を深めてもらおうと、宮崎県日向市の小学校で患者会の代表らによる講演が行われました。
日向市の寺迫小学校を訪れたのは、パーキンソン病友の会の甲斐敦史会長と都農町に住む岡村恵子さんです。
パーキンソン病は、手足が震えたり体が思うように動かせなくなる病気で、国が難病として指定しています。
講演では、病気に負けないようにと気持ちを奮い立たせ、絵を描き続けてきた岡村さんが、命の大切さや前向きに生きることの重要さを子どもたちに伝えました。
(岡村恵子さん)
「皆さんにはこれから先いっぱい時間があります。いろんな事ができます。だから、今のうちに一生懸命、好き事をやって下さい。」
(児童)
「これからパーキンソン病の人とか困っている人がいたら助けてあげたいなと思います」
「これから僕も情熱を持って生きて、自分がやりたいことをやっていこうと思います」
(岡村恵子さん)
「とにかく壁にぶつかった時に、それでダメと思わずに、どう生きていくかを考えて欲しい」
パーキンソン病友の会では、今後もこうした活動を通して病気への理解を広げていきたいとしています。
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