灯油が高い今、石油ストーブではなく電気ストーブを使っているという方も多いのではないでしょうか。電気ストーブは火を使っていないから安全だと思いがちですが、実は、事故が相次いでいます。

寝室で燃えている掛け布団。燃えながら、崩れ落ちる洗濯物。これは、NITE=「製品評価技術基盤機構」が行った実験の映像で、どちらも電気ストーブの接触が火災を引き起こしています。

NITEによりますと、去年報告された暖房器具の事故のうち、3分の1が電気ストーブなど、電気を使った暖房器具だったということです。

また、これからの時期、気を付けたいのが「たこ足配線」です。

電気ストーブに、こたつ、湯沸かしポットと欲張って1つのコンセントにつないでしまうと、発熱して発火してしまう恐れがあります。

NITEでは、こうした火を使っていない暖房器具も火災につながる恐れがあるとして、注意を呼びかけています。

暖房を使い始めるこの時期だからこそチェックしてほしいポイントをまとめました。