アメリカのトランプ大統領は、中国の習近平国家主席との電話会談を行ったとSNSに投稿しました。「中国との関係は強固だ」と強調する一方、台湾問題には触れませんでした。

トランプ大統領は24日、自らのSNSで中国の習近平国家主席と電話会談を行ったと明らかにし、「中国との関係はとても強固だ」と強調しました。

電話会談では、ウクライナ情勢や合成麻薬「フェンタニル」の流入問題、アメリカ産大豆などの貿易に関して意見交換を行ったとしています。

また、来年4月に北京を訪問することを確認し、来年のうちに習近平国家主席が国賓としてアメリカを訪問すると明らかにしました。

一方、台湾問題について、中国側は「電話会談で原則的な立場をトランプ大統領に伝えた」としていますが、トランプ大統領の投稿には台湾問題への言及はありませんでした。

今回の会談についてトランプ大統領は、「3週間前に韓国で行った首脳会談のフォローアップ」と説明しています。